Lake Sagami Water Art Project 2002-2003
相模湖ウオータープロジェクト2002-2003
「水源とは何か?」を問う、[水/アート]2カ年プロジェクト

相模湖は、日本で一番古い多目的ダムとして、相模ダムが昭和21年に造られた時に、生まれた人造湖である。以来、相模湖は水源として、飲料水、工業用水や農業用水などを供給し続けてきた。現在は、横浜市、川崎市や横須賀市の水道水のたの、主要な水源とし利用されている。

神奈川県立相模湖交流センター
199-0101 神奈川県津久井郡相模湖町与瀬259-1 Tel. 0426-82-6121 Fax.0426-82-6123
中央本線JR相模湖駅下車 徒歩10分

2002 PROJECT
池田一/展覧会
The First Supper For Water Senders

《水の家-最初の晩餐》展

2002 3/2 (土)-- 24(日
神奈川県立相模湖交流センター アートギャラリー

Lake Sagamio 2002
水の家-最初の晩餐
水源の湖から、利水地域への発言

  東京から西へ約50km、そこに日本で一番古い多目的ダムとして知られる相模湖がある。相模湖での池田一ウオーターアートプロジェクトは、相模湖の湖畔に立つ相模湖交流センターとのコラボレーションによる2カ年事業として展開された。
  相模ダムが昭和21年に造られた時に、相模湖は生まれた。以来、飲料水、工業用水や農業用水などを供給し、主要な水源として利用されている。
「まさに、水に始まり、水で終わる『最初の晩餐』を用意するには、格好の場所です。先ずは、水源の水と共に長年生活してきた12人の“水主たち”に、インタビューを実施しました。『水源からの声』というわけです」。
  相模湖交流センターのギャラリーに入ると、「水源からの声」が、「水の家-最初の晩餐」に訪れる人たちを待ち受ける。12人の「相模湖の水主たち」が、渓流、川、湖、森のことを語る。入口に置かれたビデオから、テーブルの上の「水御膳」の中に書かれたメッセージから、背後の椅子に置かれたパソコンからは肉声を聞くことが出来る。ある人は「川をいじくりすぎた」と、別の人は「川は死んだ」と嘆息し、また違う人は「だから湖は関所だ」と主張した。「水源からの、切実な声」である。
「現代アートでありながら、インタヴューという非芸術的な手法を使えるのは『アートの未来ではなく、未来のためのアート』を志向しているからだろう」(相模経済新聞 2002.3.20)
「最初の晩餐」は、12人の水主たちの特別な席ではない。展示を見て、「水源からの声」に触れた多くの人が、自分の中の「水の声」を、入り口に置かれたプラスティックシートに書き残し、壁に留めた。「水の家-最初の晩餐」は、 「未来のための水創り」センターといった拡がりを持っていた。
 展覧会 2002 3/2(土)〜24(日) 
相模湖の水と共に生きてきた12人の“水主”にインタビュー。その「水源からの声」を「水の家」に結集し、未来のために用意する「最初の晩餐」
展覧会 3/2(土)〜24(日) 10:00-19:00 (入場無料)月曜休館
オープニングパーティ 3/2(土) 13:30~ (参加自由)
シンポジウム「水塾(みずじゅく)」+交流会 
 3/10(日) 14:00- 18:00
  

相模湖の12人の“水主”
水がめとしての相模湖、そこに流れ込む支流、渓流。それらの水と共に長年生活してこられた12人の“水主”たちにインタビューを実施し、「水源からの声」を集めました。そのインタビューから採録した「水源からのメッセージ」が、「水の家」の各所を飾っています。入口に置かれたビデオ、テーブルの上のトレイの中の円盤の文字、そしてパソコンからは音声を聴くことが出来ます。
「最初の晩餐」の食卓
真ん中に設置された大きなテーブルには、12人用の「最初の晩餐」のためのトレイが設置されています。そのトレイの真ん中の象形文字は、地球をめぐる「水の循環」を表わしています。テーブルの周りを,時計回りに一周すると、海→気→天→雲→-雨→山→森→地→水→池→湖→川→海といった「水の循環」に、トレイが配置されていることが分かります。

12人のための「水御膳」
水で始まり、水で終わる晩餐のために用意された、いわゆる“水御膳”。“水御膳”の各トレイには、コップに入った水が並べられています。コップの下のコースターをよく見ると、 『水循環コースター』と呼ばれるように、 「水の循環」を表わす12の文字を読むことができます。上記の食卓を回る「水の大循環」に対して、このトレイの中は「水の小循環」です。ひとつひとつのコップの水は、コースターの文字をとって、「天の水」「森の水」「地の水」などと呼びます。
「水の家」は、 「未来のための水創り」センターといった拡がりを持っています。今回の「水の家-最初の晩餐」展は、その最初の企画です。「水の家が、どのように展開していくのか」、今後の進展に一層のご感心を持っていただけることを願っています。

2002 《水の家-最初の晩餐》
・・
2003《水の村-標準時計

戻る
■■■■■■■■■■■■■ この頁のTOPに戻る